都心部では、大規模な都市再開発が行われています。
中でも池袋の再開発は規模が大きく、注目が集まっています。
本記事では、池袋の大規模な再開発がなぜ注目を集めているのか、その理由を紹介していきます。
東京都心部といったら新宿や原宿そして渋谷などが有名ですが、実は池袋は北の副都心として有名な街です。近隣の県からのアクセスも非常によく、老舗のショップはもちろん若者がショッピングを楽しめる新しいお店も数多く出店しています。
そんな池袋の再開発が本格化したのは、東京五輪が決まってからです。そして再開発は2035年ころまで計画されており、国際アートとカルチャー都市として生まれ変わります。
池袋が属する豊島区の計画では、7つの文化芸術ホールを建設する予定です。さらに、憩いの場として緑あふれる巨大な公園を作り、防災にも力を入れる暮らしやすい都市として生まれ変わる予定です。
池袋駅東口のではどのような再開発が行われるのか、その内容を紹介します。
池袋駅東口の再開発では、古いオフィスビルやショップビルなどの解体が行われ、巨大な最新のビルが建設されています。オフィスビルでは地下一階など低下層にイベントホールなどを設け、イベントが行えます。
コンビニエンスストアやショップなど、ショッピングも楽しめる街並みに変わっていきます。特にサンシャインシティがあるため、多くの方々が、よりショッピングを楽しみやすい環境が整います。
池袋駅東口の再開発では、7つの文化芸術ホールの建設が行われます。国際都市として日本のカルチャーを気軽に楽しんでもらえるようなイベントも、数多く開催できるようになります。
他にも、2023年9月には「東京国際大学」池袋国際キャンパスの開設が予定されています。それに伴い、キャンパスへ通う学生が住むための賃貸マンションなどの建設も盛んに行われています。
古くからある木造住宅を解体して超高層マンションを建設しました。こうした超高層マンションでは、子育てしやすい支援施設も併設しており、高齢者はもちろん若い世代が安心して子育てできる環境も整えられています。
一方、駅周辺では段差をなくしたバリアフリーとなっているため、高齢者やベビーカー・車いすなどもスムーズに行き来できるよう整備されています。
子育て世代が暮らしやすくなれば、若い家族が移住する可能性が高くなるため、人口増加が見込まれています。
池袋駅西口の再開発は始まったばかりです。
ここでは池袋駅西口でどのような再開発が行われるのか、その内容を紹介します。
池袋駅西口には、ドン・キホーテなどの大きなショップがあります。そのため、多くの方が国内外を問わず訪れます。再開発によって巨大な商業施設の建設が予定されています。
構想としては、低層部が商業施設として活用を予定しており、高層部にはオフィスや住宅そしてオフィスとして活用が予定されています。
駅の近くの居住区ができあがれば、より暮らしやすい環境を手に入れられるため、注目度も非常に高いです。
駅周辺には劇場などの建設が予定されています。
映画はもちろん様々なイベントの開催も可能なため、文化や芸術を気軽に楽しめる街に変わります。
一方、池袋駅西口周辺でも東口同様に、古い木造住宅を解体して高層マンションの建設を行っています。西口周辺の高層マンションでは、特に緑地化に力を入れているマンションが多いです。
もちろん公園も整備され、暮らしやすい街へと開発が進められています。居住区を含む巨大ビルの建設が予定されていますが、着工時期などについてはまだはっきりとは決まっていません。
池袋駅東口にも池袋駅西口にも大きな公園があります。豊島区では都市部に地震などの災害が起こった場合、多くの帰宅難民が出ることを念頭に入れて公園の整備にも力を入れています。
公園は年中芝生のある緑地公園の予定で、憩いの場としての活用と災害時の避難所として活用します。もしものときに備えた都市づくりにも力を入れているのです。
アクセスしやすい都市だからこそ、池袋は国内外へ向けて文化や芸術を発信する都市として生まれ変わろうとしているのです。
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