池袋は新宿と並んで、東京都の副都心として知られています。
しかしどちらかといえば若者の街というよりは名店や老舗が多い街といったイメージが強い場所でもあります。
そこで本記事では池袋の老舗のお店を紹介します。
【もくじ】
・池袋に老舗の名店が多いのはどうして?
・池袋で人気!レトロな老舗喫茶店3選
∟炭火焼珈琲 蔵
∟カフェ・ド・巴里池袋西口店
∟伯爵 池袋東口店
・池袋はお菓子の街!老舗洋菓子・和菓子店3選
∟すずめや
∟御菓子司 池袋三原堂
∟タカセ 洋菓子
若い方々に人気がある新宿区と違い、豊島区は閑静な印象を持つ方が多いかもしれません。中でも池袋は都市部にありショッピングやグルメを堪能できる街ですが、現在でも老舗の名店が多く軒を連ねています。
実は、池袋は再開発が行われていますが、他の区よりも着工が少し遅れていました。こうした理由で老舗の名店が営業を続けられている理由のひとつです。
もちろんそれだけではなく、地元の方々に愛されているからこそ長い期間、営業を続けられているのです。しかも創業100年以上の老舗がかなり多いのも池袋の特徴でもあります。
では、どんな老舗の名店があるのかを、ジャンル別に3店舗ずつ紹介していきます。老舗の名店めぐりの参考になれば幸いです。
池袋の老舗の名店といえば、代表的なのがレトロな喫茶店です。
お店の佇まいから店内までが創業当時のままで営業しているため、レトロで落ち着いた雰囲気の中で飲食を楽しめます。
昭和初期の純喫茶の雰囲気が漂うレトロな老舗喫茶店の蔵は、木のぬくもりを感じる自家焙煎のコーヒーを楽しめます。繁華街にあるためショッピングや街の散策の小休止としてもおすすめです。
コーヒーカップもレトロなデザインのものが多く、見た目も味も絶品を味わえます。
カフェ・ド・巴里は池袋駅西口から歩いてわずか3分程度の場所にある、ビルの2階にあります。レトロな雰囲気と高級感を感じるインテリアが特徴です。
コーヒーはもちろんケーキや食事メニューも豊富なため、お昼には昼食を楽しむ方も多いです。一人でゆったりとコーヒータイムを楽しむのはもちろん、お友達との会食も楽しめます。
伯爵はレトロな雰囲気と伯爵の名にふさわしい高級感のある佇まいが人気の喫茶店です。店内に飾られているのは造花ではなく生花です。おすすめの人気メニューのナポリタンは50年も愛されています。
老舗喫茶店ならではの喫煙ができる茶店を貫いたスタイルは、愛煙家の方々にも喜ばれています。ナポリタンのほかにクリームシチューやビーフシチューもおすすめです。
池袋は洋菓子・和菓子ともにお菓子で有名な老舗の名店が多いです。
ここでは洋菓子・和菓子の老舗名店を3店紹介します。
どらやきのすずめやとして有名な老舗の和菓子店です。生地にはちみつを使ってふんわりとしたきめ細かい皮が特徴のどらやきは、甘さが控えめで甘いものが苦手な方も美味しいと評判です。
お値段は1個200円と若干高いと感じるかもしれませんが、日本中どこを探してもここでしか味わえません。ぜひ売り切れ前にお買い求めください。
三原堂は1937年創業の老舗和菓子店です。かの江戸川乱歩も三原堂の和菓子を好んで愛用したとされています。人気のお菓子は豊島区の区の鳥でもある「池ぶくろう最中」です。
池袋のお土産・手土産として購入する方が多いお菓子ですし、池袋駅から徒歩3分の場所で営業しているのでわかりやすくおすすめです。
洋菓子店は西武百貨店や東武百貨店に、たくさん入っています。しかし老舗として古くから味を守り続けているのは「タカセ 洋菓子」です。大正9年からの味を守り続けています。
素材にこだわって丁寧に作っているケーキやパンもおすすめですが、スイスのエンガディン地方発祥のエンガディナーとプチアーモンドチュイルは特におすすめです。
池袋はレトロな雰囲気のあるお店が多く残った街です。
ぜひこの機会に池袋の老舗の名店めぐりをして、大人な時間を満喫してください。
近代産業の採用情報はこちらからご覧ください。