歩いて楽しいまちづくりを目指し、豊島区池袋では再開発が進められています。実は豊島区は区になってから90年が経過しており、100周年に向けて新たにウォーカブルなまちづくりを進めているのです。
本記事では、豊島区池袋が行うウォーカブルなまちづくりについて紹介していきます。
【もくじ】
・池袋駅西口と東口を結ぶ2つの歩道橋の設置
・池袋駅から地上へのアクセスが簡単に
・パブリックスペースの有効活用が可能に
・世代を超えて交流ができるまちづくり
・池袋のウォーカブルなまちづくりを体験できるイベントも多数開催
・再開発が終わるころには住んでも訪れても楽しめる街に変わる
豊島区池袋の再開発は他の区よりも遅れて始まりました。しかし他の地域のいいところを取り入れ、豊島区のよさや文化を出せる再開発が行われています。
実はこれまで池袋は、駅や駅周辺のみに人が集まる街でした。再開発によって駅の外で楽しく過ごせる街に変わっていきます。それが豊島区が考えるウォーカブルなまちづくりにつながっているのです。
そのひとつが西口と東口を結ぶ2つの大きな歩道橋の設置です。西口のアゼリア通りと東口のグリーン大通りが結ばれ、散策する楽しみが増え訪れる方が街を縦横無尽に歩けるようになります。
豊島区池袋が駅袋といわれる理由のひとつが、駅が巨大で複雑なため、外に出にくいといったものでした。この問題を解決するために豊島区では、西口サンクンガーデンの建設が予定されています。
このサンクンガーデンが完成すれば、池袋の駅から地上へのアクセスが非常にスムーズになります。地上に出ればそのままアゼリア通り・グリーン大通りをつなぐ歩道橋があるため、散策するのに最適です。
より安全に街を散策できるようになるのも、ウォーカブルなまちづくりの魅力となります。
豊島区は、池袋を国際アートとカルチャーを世界中に発信する街、といったコンセプトで再開発を行っています。美術館や会場を使って発信するだけではなく、パブリックスペースの有効活用も可能になります。
例えば、パブリックスペースで散策している方々が気軽にショッピングを楽しんだり、休憩ができるようなスペースの設置も予定されています。
もちろん店舗ができるわけではなく、マルシェ形式で小さな市場やカフェなどが出店される予定です。アーティストによるちょっとしたコンサートやパフォーマンスも楽しめるようになるかもしれません。
池袋には大きな4つの公園があります。東西を結ぶ大きな歩道橋が完成すれば、4つの公園の行き来がしやすくなります。4つの公園はそれぞれ特徴があり、緑多く憩いの場として楽しめます。
小さなお子さんからご高齢の方までが集い、それぞれが自由に散策やスポーツを楽しめます。しかも4つの公園は豊島区の災害時避難地域にも指定されているため、車がなくてもスムーズにアクセスできるのは大きなメリットです。
世代を超えて交流ができるまちづくりこそが、豊島区や池袋の理想的なウォーカブルなまちづくりにつながっているのです。
豊島区では池袋の再開発によって、どのように変わるのかを体験できるイベントも多く開催予定です。そのひとつがウォーカブルなまちづくりを体験できるイベント「みらいつなぐ いけぶくろDAY」です。
このイベントはサンシャインシティと地域の団体が運営する、みらいをつなぐいけぶくろDAY実行委員会が3月21日に開催するイベントです。入場料は無料でどなたでも体験できるので、ぜひご参加ください。
場所は池袋の駅東口グリーン大通りと池袋の駅西口アゼリア通りで行われます。
豊島区池袋で再開発が終わるころには、池袋駅や駅周辺だけではなく、豊島区池袋の街全体を散策しながらショッピングやレジャーを楽しめる街へと変わっていきます。しかも駅周辺には巨大な居住区も予定されています。
また、池袋のアクセスのよさは都心部でもトップクラスです。終電を気にしなくてもギリギリまで遊べます。居住区の整備もしっかり行われているため、居住地として選ぶ方が増えているのも魅力です。
魅力あふれる豊島区の池袋再開発は2032年の完成を目標に進められているので、今後の発展と豊島区の変化に期待が集まっています。
豊島区池袋の再開発は100周年を目指して行われています。2032年には完成予定なので、ぜひ完成までの変化と完成後の美しい街を散策してみてください。
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