豊島区池袋はサンシャインシティやショッピングモールなどが多く、自然あふれる公園が多い新宿区と並ぶ利便性の高い副都心のひとつです。そんな池袋は今、再開発がスタートして再び注目を集めている街でもあります。
本記事では、利便性のよさとアクセスのよさで注目を集めている池袋の土地の相場を紹介します。
池袋は豊島区にある人口291,167人の街です。戦後の開発が始まったのが1970年で、1978年4月6日に開業したサンシャイン60は、池袋の開発の象徴でもありました。
都心部の都市開発が行われる中で、池袋は特に古くからある建物と新しい建物がうまく混在する街として発展してきました。しかし池袋駅周辺は非常に便利なのに駅から街へと人が流れないといった問題を抱えていたのです。
せっかく街が美しくても駅の外に人が流れなければ意味がありません。そこで池袋の再開発が行われ、暮らしやすい街へと変わりつつあるのです。
池袋の再開発によって、池袋は駅だけではなく駅周辺も変わります。地上へのアクセスが簡単になり、巨大な歩道橋を設置して西口と東口の行き来が簡単になります。
また、駅周辺以外にも池袋には大きな緑あふれる公園が4つも整備されています。それぞれの公園行きのバスが出ているため、迷う心配もありません。こうした再開発によって住みやすい街へと変貌を遂げたのです。
そんな池袋で暮らしたり起業したりするには土地や建物が必要です。そこで気になるのが池袋の土地がいくらなのか?さらに場所によってどのくらい価格が変わるのかです。
そこで、池袋の土地の相場について以下に紹介します。
まずは池袋の公示地価・基準地価・坪単価と、価格を調べる方法を紹介します。今後池袋の土地や建物の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
公示価格とは、不動産に関する土地の価格の基準となる価格です。公示価格を調査するのは国土交通省土地鑑定委員会で、1地点につき不動産鑑定士2名以上で鑑定評価をもとに決定します。
評価は年一回、1月1日に行われます。その調査をもとに算出された価格は毎年3月下旬に発表されます。公示地価を調べるには、国土交通省の土地総合情報システムを閲覧してください。
URL:https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet?LY=2022&TDK=27&SKC=27900
基準地価は、各都道府県が選んだ基準となる土地の価格です。実は国土交通省が管轄している公示地価と同じ意味があります。都市や周辺地域の縛りがないため、公示地価の補完としての役割です。
評価は年一回、7月1日に行われ、調査をもとに算出された価格は毎年9月下旬に発表されます。基準地価を調べるには以下のサイトを利用してください。
URL:https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=0&TYP=2
路線価とは、国税庁が相続税・贈与税を課する際の基準として評定した、道路に面した土地の評価額です。実は不動産売買では路線価は価格に大きく関係してきます。
土地の大きさが同じであっても道路に面していない不便なところと、道路に面している便利な土地で価格が同じだと不公平なため、公平さを出すためにできたのが路線価です。
路線価は国税庁が調査を行い、毎年1月1日に調査を行い7月1日に公示されます。道路と接している土地1平方メートルあたりの価格を算出して評価する方法です。
土地の価格がどのように決まるのかを簡単に説明しましたが、これらを用いて池袋の土地の坪単価を調べてみたところ、今の池袋の平均単価は235万円/㎡でした。
坪単価(1坪は2畳分:約3.305785㎡)で、1㎡あたりの土地の価格は71.0万円/㎡となります。
ところで、不動産の購入は居住目的だけではなく資産運用としてもしばしば活用されています。できれば安いときに購入して高く売りたいと考えるのは当然ですよね。
せっかく購入した土地でも不動産としての価値が上がらないのでは意味がありません。そこで参考にすべきなのが池袋の土地価格推移です。池袋の土地価格の推移データを公開しているサイトを活用してください。
(※池袋の土地の価格:2023年4月現在)
都心部ながらも自然が多く、居住地としてもおすすめの地域です。ぜひ都心部での暮らしを検討している方は、候補に池袋を入れてみてはいかがでしょうか。
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